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設定ファイル
実行ファイルのあるフォルダにはテキスト形式のデータで、thilmera7.iniというファイルが自動生成され保存されます。 この内容は全エディションで共通であり、統一バージョンであれば、例えばライト版を使用するとS版の設定が消えたりすることはありません。 書式は基本的に "option_name = data;" となっていて、オンオフはon offのどちらかで、数値ものは半角英数の数値、文字はダブルクォーテーションで囲みます。 ダブルクォーテーションで囲んだ部分以外のスペースと改行コードは無視され、指定がない項目は全てデフォルトの設定が適応されます。 一部だけデフォルトに戻したい場合は、該当する設定を消せばデフォルトの設定になります。当然、iniファイルそのものを消したら全てデフォルトに戻ります。
起動中はF5キーで設定ファイルを取り込めますが、現在はプロパティウィンドウでの操作を前提としているため、プロパティの設定の読み込みボタンの使用を推奨します。 また、シルメラの起動中にiniファイルを変更し、シルメラを終了という手順を踏むと、終了時の実行中だった方のデータが上書きされるため、変更する場合はシルメラを停止した状態で行うか、変更した後にプロパティ>設定の読み込みを実行して下さい。 初回起動時や、新しく追加された項目については、プロパティの「設定の保存」を押すか、一度終了するまでiniには追加されないので、どちらかを行ってから開いてください。
要素には6つのタイプがあります。
on 又は off / オンオフどちらかのスイッチ 整数 / 半角数字で設定 実数 / 半角数字と小数点ドットで設定 "文字列" / ダフルクオーテーションで囲まれた文字列 "数値" / 大型数字を表すダブルクオーテーションで囲まれた数値 キーマップ / バイトで内容を記載。変更は非推奨。
iniファイルの中身は基本的にプロパティ画面で設定できるものですが、一部iniファイルを直接設定するものがあります。
io_net_labels(0~9) / ネットワークI/Oのlist表示であるnet1,net2の部分を好みの文字列にラベリングする事ができます。
status_mother_label(0~9) / mother:の項目の頭にラベルをつける事ができます。
status_cpu_clock_fix / 1.0 = 1倍で、オーバークロックなどをしている場合にリアルタイムクロックの数値がずれてしまう場合は、1.125 = (1.125倍=12.5%増)などを指定して調整する事ができます。
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