SNTP 時刻合わせ
SNTP 時刻合わせは、NTPの一種である SNTP クライアントを用いて、UDPで時刻サーバーに接続し、PCの内部時間を同期させます。
この時刻合わせは15分おきに行われ、結果表示をオンにしていると、500フレーム間(デフォルト設定で25秒間)time syncという項目で結果が表示されます。
接続のタイムアウトは1秒です。一秒以内に結果が得られない場合、その回の時間設定は中断されます。
デフォルトでは"time.cloudflare.com"を指定していますが、NTPサーバーとして知られているサーバーはほぼ全て利用できます。
Time syncの表示内容は以下の通り。
■ 0b170まで
WinSock error → WSAStartupの失敗。
Socket error → データグラムソケット作成失敗。
Get host error → ホストアドレスの取得に失敗。
NTPsend error →UDP送信に失敗。
NTPselect error → selectのエラー。
Timeout → ~0b161の、サーバーの応答がなかった場合。
NTPrecv error → 0b162の、サーバーの応答がなかった場合。
Timeout *.*** sec → 接続のタイムアウト。(受信の時点)
Can't access admin → 管理者権限が無い。管理者として実行して下さい。
Can't set time → なんらかの理由で時間設定が出来なかった。
+*.*** sec → 時間をプラス修正して設定した。
-*.*** sec → 時間をマイナス修正して設定した。
■ 0b171以降
! Not Admin → 管理者権限ではないため不可。
WinSock error → WSAStartupの失敗。
! Privilege → 時刻変更の権限の確保に失敗。
! Socket → データグラムソケット作成失敗。
! Timeout Setting → タイムアウト設定に失敗。
! Local Port Using → ローカルポートの確保に失敗。
! Host → ホストアドレスの取得に失敗。
!NTPSend →UDP送信に失敗。
!NTPRecv →UDP受信に失敗。
! timeout ○.○○ms → サーバーの応答がなかった。
No set (+-○.○○○s) →誤差10ms未満のためパス。
Pass+-○○ms under (+-○.○○○s) →誤差10ms未満のためパス。(10msは設定で変更可能)
! birst (+-○.○○○) →誤差24時間以上のためエラーとしてパス。
! birst diff T1,T3 (○.○○○ms) →送受信に時間がかかりすぎたため、エラーとしてパス。
! Set Time Failed → なんらかの理由で時間設定が出来なかった。
Set (+-○.○○s) → 時刻変更を完了。