モニターオフキープ
従来のモニターが省電力モードに移行される「モニターオフ」機能は、実行後にマウスが微量にでも動くとモニターがオンになってしまい、意図しないタイミングで復帰してしまう問題がありました。
そこで0b163から追加したモニターオフキープ機能は、実行後Controlキーが押されるまではモニターオフを維持するというものです。
PCの電源はオフにしたくないが、モニターはオフにしたい場合、通常であればモニターの電源ボタンで電源を切ると思いますが、マルチモニタでDisplayPortで接続されたモニターを使用していると、ウィンドウなどの表示位置やサイズが全て変えられてしまうという、いわゆるDisplayPort問題が発生します。
この問題の解決方法の一つとして、任意のタイミングで省電力モードにさせ、任意のタイミングで復帰でき、ディスプレイの状態も維持されるというものを目指しました。
Windows10でのDisplayPortを含むマルチモニタ環境において、この機能を利用してもディスプレイの状態は維持されることを確認しています。
なお、この機能はあくまで「モニターオフキープ」をメニュー、またはホットキーにて実行した場合のみの挙動なので、それ以外の状態においてPCになんらかの影響を与えることはありません。